手掛けた仕事 WORKS

桜ヶ丘リフォーム・プロジェクト

『桜ヶ丘リフォーム・プロジェクト』

渋谷駅から徒歩10分ほどの閑静な住宅地に建つ分譲マンションの一室です。

今回依頼されたのは、浴室と洗面室、それに隣接する一室を一体として改修する計画です。

主なご要望は以下の通りです。

1),『現在窓のないユニットバスから外の景色が見える浴室にしたい。』
2),『 隣接する部屋を寝室として使用し、高齢になった時、寝室から直接浴室にいけるようにしたい』
3),『将来同居する子供が寝室にいるオーナーに気兼ねしないでお風呂に入れるようにして欲しい』

まずは既存ユニットバスと隣室との壁を撤去し、景色の見える位置に浴槽を計画し、さらに、 「浴槽と洗い場」、「洗面所のバススペース」を強化ガラスで囲い、ベッドスペースと視覚的に一体化するように繋がりある空間を計画しました。
ベッドスペース・バススペース、それぞれは、使用時には互いのスペースを視覚的に取り込み、視線の抜け、空間の奥行きを実現する事で、お互いの部屋を実際以上に広く感じさせています。

それに加え、脱衣スペースには床から天井までの家具を設置し、扉をカガミ張りとすることで空間の‘写りこみ効果’を利用しする事で、実際以上に部屋を広く感じさせています。

また、ベットスペース、バススペースの間に「上げ下げ式のブラインドカーテン」を設置し、お互いの空間を視覚的に仕切ることもできるようにする事で、柔軟な空間構成を手軽に取れる様にも計画されているのもポイントです。

今後、高齢化が進む社会では「水廻り」と「寝室」スペースの密接な関係性、シンプルな動線、が重要なキーワードになってくるのは間違いありません。

設計監理:
岡松利彦建築設計事務所 (担当 岡松利彦)
設  備:
岡松利彦建築設計事務所
電  気:
岡松利彦建築設計事務所
構造・構法・規模 :
鉄筋コンクリート造
集合住宅の2階の一室
所在地 :
東京都渋谷区
設計期間:
2010年〜

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